大学生リスト



 
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大学4年生 投手編



 
井口 和朋(東農大オホーツク)投手
177/73 右/右
(武相出身)

(北海道学生野球連盟)

 
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佐々木 新(東農大オホーツク)投手
180/76 右/右
(金足農業出身)

(北海道学生野球連盟)

 
 金足農業時代から注目されてきた好投手で、大学では故障などに泣かされるもMAX142キロまで到達。

 
金澤 一希(道都大)投手
178/76 左/左 
(旭川龍谷出身)

(北海道学生野球連盟)

 
 旭川龍谷時代は、道内屈指の左腕として注目されました。私自身高校時代確認できなかったので初めて見るのですが、非常に静かにゆったりと足を上げつつ、テイクバック小さくピュッと鋭く振って来るギャップでタイミングを狂わせるタイプかと。

 当日は雨でぬかるんで、踏ん張れないマウンド状況。それを差し引いても、球速は135キロ前後(MAX138キロ)程度で、球威・球速的には物足りなさは否めません。ドラフト候補というスケール感はなく、適度にまとまった実戦派との印象を受けます。

 変化球は、100キロ台のカーブとのコンビネーション中心に、たまにスライダーやシュート系の球を投げ込みます。ただカーブは抜けることも少なくありませんし、ストレートも全体的に高いのが気になります。この春のリーグ戦成績は、4勝0敗 防御率 1.71 で、エース格として活躍しました。牽制はまずまず鋭く、フィールディングも上手いのですが、クィックは1.05~1.50と、かなり使うときと使わない時の差が激しい。できればクィックをつかわずに、ゆったりとした「間」を活かした投球に徹したいようです。

(投球フォーム)

<広がる可能性> 
☆☆

 引き上げた足を地面に向けて伸ばすので、腕の振りの緩まないカーブや縦に鋭く落ちるフォーク系の球種に適しません。また「着地」までの粘りもないので、変化球が曲がりきらなかったり、キレの好い球の修得には苦労するのではないのでしょうか。

<ボールの支配> 
☆☆☆

 グラブは最後まで内に抱えられているようで、両サイドの制球は安定しやすいはず。足の甲でも地面を押し付けられているように見えますが、「球持ち」が悪いのか?ボールが高めに抜けることも少なくありません。リリースを押し込め安定するようになれば、細かい制球も良くなると思うのですが・・・

<故障のリスク> 
☆☆☆

 お尻が落とせない割にカーブを多投するので、その点で肘への負担は感じます。腕の角度も結構あるのですが、それほど振り下ろしに無理は感じません。そういった意味では、肩への負担は少なそう。けして力投派ではないので、故障の可能性は大きくはないと思います。

<実戦的な術> 
☆☆

 「着地」までの粘りに欠けるので、打者としては合わせやすいはず。「開き」自体は早くないので、球筋が読まれやすいことはないでしょう。コースにしっかり投げられれば、抑えられるとは思いますが。

 腕の振りが弱く、体に絡んできません。これでは、速球と変化球の見極めはつきやすいはず。またボールに上手く体重が乗せられていないので、打者の手元まで生きた球が行きません。

(フォームのまとめ)

 投球の4大動作である「着地」「球持ち」「開き」「体重移動」において「開き」を除く各項目では、すべてに課題を残します。実戦的にみせて、そうでないことがわかります。

(最後に)

 すでに2年生の時点で、チームの主戦に成長した点は高く評価します。しかしこれから全国、更に上のレベルへと意識した場合に、物足りない部分が少なくありません。

 ある程度試合をまとめられる左腕だけに、実戦力が伴えば面白い存在だとは思います。あと2年間でどのぐらいの投手に育つのか、今後も注目して行きたい一人でした。

(2013年 大学選手権)

 
石黒 公貴(道都大)投手
187/85 右/右
(武修館出身)

(北海道学生野球連盟)

 
 武修館時代から恵まれた体格を活かした投球には定評があったが、大学でも更にパワーアップ。

 
川越 誠司(北海道学園大)投手&外野
175/72 左/左
(北海出身)

(北海道学生野球連盟)

 
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多和田 真三郎(富士大)投手
181/81 右/右
(中部商出身)

(北東北大学野球連盟)

 
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吉田 将太(富士大)投手
186/86 右/右
(鵡川出身)

(北東北大学野球連盟)

 
 大学選手権の京都学園大戦で先発した経験の持ち主ですが、その時同様に130キロ台中盤までで、高校生ならば何か化けそうというものは感じられても、大学4年生としては物足りません。近くにいたスカウトたちは、結構ガンで計ったりビデオにおさめていましたが、チェックを入れるほどの内容だとは思いませんでした。

(2015年 春季オープン戦)

 
尾山 将悟(八戸学院大)投手
185/77 右/左
(北海学園札幌出身)

(北東北大学野球連盟)


 岩隈(マリナーズ)テイストの軽く投げている感じのフォーム。球速は、135~140キロぐらいの角度と伸びのあるストレートに、スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜて来る。それほど細かいコントロールはないが、四死球で自滅する荒々しさは感じない。最終学年までに、体幹をきっちり鍛えてパワーアップできれば、将来プロを意識できる素材だろう。

(2012年 大学選手権)

 
 
熊原 健人(仙台大)投手
178/76 右/右
(柴田出身)

(仙台六大学野球連盟)

 
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本田 圭佑(東北学院大)投手
178/73 右/右
(東北学院出身)

(仙台六大学野球連盟)

 

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佐藤 優(東北福祉大)投手
187/75 右/左
(古川学園出身)

(仙台六大学野球連盟)

 
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吉田 慶司郎(常磐大)投手
190/83 右/右
(仙台育英出身)

(関甲新リーグ野球連盟)


 長身から繰り出す140キロ台の速球が魅力も、実績乏しく・精神面の弱さなどもあり、いきなりプロはどうか?素材的には、今年の関甲新リーグ屈指。

 
松尾 勇太(山梨学院大)投手
180/78 右/右
(米子西出身)

(関甲新リーグ野球連盟)

 
 チームを初の大学選手に導いた好投手で、今年の関甲新リーグを代表する好投手。

 
塚田 貴之(白鴎大)投手
182/77 左/左
(白鴎大足利出身)

(関甲新リーグ野球連盟)

 
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小松 貴志(創価大)投手
174/78 右/右
(創価出身)

(新東京大学野球連盟)

 
 常時130キロ台後半~MAX143キロを記録。リーグ戦で見た時よりも、常時2,3キロは速い印象。この辺は、リーグ戦から日数が開いて休養充分だったり、全国大会を舞台に力の入れようが違うなど、様々な条件があるのだろう。

 カーブ・スライダー・チェンジアップなどを織り交ぜ、コンビネーションで討ち取るタイプ。コントロール・マウンド捌きも安定しているが、来年のドラフト候補というよりは、社会人タイプの好投手との印象が強い。

(2014年 大学選手権)

 
安河内 駿介(東京国際大)投手
175/70 右/右
(秀岳館出身)

(新東京大学野球連盟)

 
 体は大きくないものの、140キロ台中盤を投げ込む勢いのあるボールが魅力。

 
鈴木 康平(国際大武道大)投手
185/73 右/右
(千葉明徳出身)

(千葉大学野球連盟)

 
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米谷 真一(城西国際大)投手
177/77 右/右
(駿台学園出身)

(千葉大学野球連盟)

 
 右サイドハンドに近いスリークオーターから135~後半のストレートを投げ込む好投手。そういった経歴を知らなくても、普通に良い投手だったと思います。

(2014年 横浜市長杯)

 
吉永 健太朗(早稲田大)投手
182/80 右/右
(日大三出身)

(東京六大学野球連盟)


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内田 聖人(早稲田大)投手
178/78 右/右
(早稲田実出身)

(東京六大学野球連盟)


 
高校時代の寸評へ

 
川名 健太郎(法政大)投手
191/94 右/右
(安房出身)

(東京六大学野球連盟)


高校時代の寸評へ

 
 
上原 健太(明治大)投手
190/86 左/左
(広陵出身)

(東京六大学野球連盟)

 
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今永 昇太(駒沢大)投手
178/78 左/左
(北筑出身)

(東都大学野球連盟)

 
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花城 直(亜細亜大)投手
181/82 右/右
(八重山出身)

(東都大学野球連盟)


高校時代の寸評へ

 
 
竹崎 裕麻(青山学院大)投手
176/65 右/右
(春日部共栄出身)

(東都大学野球連盟)


高校野球のレポートへ

 
 
原 樹理(東洋大)投手
178/70 右/右
(東洋大姫路出身)

(東都大学野球連盟)


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村田 健(東京農大)投手
186/75 右/右
(ルーテル学院出身)

(東都大学野球連盟)


 村田は、熊本のルーテル学院時代から注目されていた速球派。185/75 のスラッとした投手体型で、少し癖のあるテイクバックをするフォーム。私自身高校時代に確認出来なかったのですが、昨年の春・秋のシーズンで農大の試合を見た時に見ることが出来ています。いずれもその時は、コンスタントに140キロ台を記録し、MAX146キロまで到達していました。

そして4年生になった村田は、エースナンバーの背番号18を背負います。初回から140キロ台連発で、部員のガンでMAX144キロを記録。私のガンでは、常時88マイル~MAX89マイル(142.4キロ)でした。いずれにしてもこの時期でも140キロ台を連発できますから、暖かくなれば140キロ台後半ぐらいまでは期待できそう。

以前から指摘するように、細かいコントロールがないのとあまり苦にならないフォームという問題は、いぜん変わっていないように感じます。特に腕が体から離れて振られるので、どうしても球筋が安定しません。それでも2イニング目からは、曲りがら落ちるスライダー、カーブ・フォーク・チェンジアップなどが低めに集まるようになり、落ち着きを取り戻します。変化球がポンポンと決まるときは良いのですが、本当のコントロールがないのは辛いところ。ボールを押し出すようなフォームなので、変化球もイマイチ説得力がありません。

クィックは、1.0秒前後と高速で、牽制・フィールディングも基準レベル。しかし投球に細かい駆け引き、出し入れはなく、大まかに両サイドにボールを散らせて来るタイプかと。ストレートの威力は魅力ですが、総合力ではまだまだという感じは、大学の先輩である 高木伴(NTT東日本~オリックス)に似たような位置づけの投手でしょうか。今後リーグ戦に向けて何処まで内容を良化させてゆくかはわかりませんが、下級生の時のピッチングも加味すると、大学からのプロ入りではなく、何処か社会人チームを経てプロ入りを狙う、そういったタイプではないかと思われます。もしリーグ戦で素晴らしい成績を残しているようならば、もう一度ぐらいリーグ戦を観にゆきたいと思います。

(2015年 春季オープン戦)

 
 
西村 天裕(帝京大)投手
177/92 右/右
(県和歌山商出身)

(首都大学野球連盟)


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青柳 晃洋(帝京大)投手
181/73 右/右
(川崎工科出身)

(首都大学野球連盟)


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吉田 侑樹(東海大)投手
187/79 右/右
(東海大仰星出身)

(首都大学野球連盟)

 
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中川 皓太(東海大)投手
182/81 左/左
(山陽出身)

(首都大学野球連盟)



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服部 拳児(日体大)投手
182/80 右/右
(横浜商大高出身)


(首都大学野球連盟)

 
 高校時代は神奈川を代表する素材として注目されましたが、最終学年で失速。しかし大学では、その輝きを再び取り戻しつつあります。安河内と同様に常時140キロ台~MAX146キロまで記録。こちらは、182/80 とガッチリした体格で、ボールにも球威のある剛球タイプ。今後の日体大を支える、中心的な存在になってゆきそうな未来のドラフト候補。

(2013年 横浜市長杯)

 
西島 隆成(筑波大)投手
180/80 左/左
(札幌第一出身)

(首都大学野球連盟)

 
 左腕から146キロまで出せるようになるも、今春は故障で登板なし。

 
土方 凌(桜美林大)投手
178/78 左/左
(府中工出身)

(首都大学野球連盟)

 
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若林 篤志(関東学院大)投手
176/72 左/左
(北海道栄出身)

(神奈川大学野球連盟)


 腕の振りの良さは目立つものの、ストレートの球速は130キロ前後~MAX85マイル(136キロ)程度。ブレーキの効いたカーブ・右打者の外角に逃げるツーシームなどがよく、他にスライダーなどを織り交ぜ変化球の良さが目立ちます。しかしドラフト候補としては、速球の球威・球速不足であり、社会人などで野球が続けられればなといった感じ。

(2015年 春季オープン戦)

 
 
児玉 龍也(神奈川大)投手
177/72 左/左
(九州国際大附出身)

 
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岡部 直人(中京大)投手
170/65 左/左
(いなべ総合出身)

(愛知大学野球連盟)


 

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(どんな選手?)

 小柄ながら、勢いのある速球と強烈な打球を放つ打撃で、攻守に才能を秀でた選手です。すでに完成度の高い選手でもあり、新チーム以後の活躍が期待される存在です。

(投球内容)

 腕を強く振れるのが魅力のサウスポーであり、勢いで押す投球が身上です。その反面、体が突っ込んで、一辺倒になるきらいがあります。球速は、コンスタントに130キロ台後半~MAX140キロぐらいを記録し、思わず高めに来た球は振ってしまう怖さがあります。

 変化球は、ほとんどがスライダーとのコンビネーションで、カーブをたまに投げる程度といった感じです。ただ細かい制球力はないのですが、ボールは適度に散っており、甘いところに入らないのが好いです。三重県予選でも22イニングで四死球は6個と、イニングに対し1/4強ぐらいと悪くありません。現状は、試合を作ってゆくような先発型ではないように見えますが、新チーム以後はそういったことも求められるでしょう。そういった時に、どんなピッチングを魅せるのか注目されます。

(今後に向けて)

 新チーム以降は、三重を代表する投手、あるいは東海地区を代表する左腕として注目されそうな存在です。ただ上背がないのと、投球の引き出しが少ないので、その辺がこの一年でどのぐらい変わるかだと思います。体も小さいので、一冬越えて一回り二回り大きくなってくるのか注目されます。また野手としても、非凡な打撃センスがあるのですが、走力が塁間4.4秒弱と早くないので、その辺を考えると、希少価値から今後も投手としての活躍が期待されそうです。

(2010年・夏)

 
西濱 幹紘(星城大)投手
174/78 右/右
(南伊勢出身)

 
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方田 健斗(中京大)投手
182/81 右/右
(菰野出身)

(愛知大学野球連盟)

 
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西川 昇吾(日本福祉大)投手
178/78 左/左
(大成出身)

(愛知大学野球連盟)

 
 ライアン小川(ヤクルト)ばりに、足を大きく引き上げて来るフォームから、勢いのある投球で押す。

 
中川 誠也(愛知大)投手
177/72 左/左
(伊勢工出身)

(愛知大学野球連盟)


 
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嶽野 雄貴(名古屋学院大)投手
172/73 右/右
(日進出身)

(愛知大学野球連盟)


 野投手は上半身のバネと腕のしなりに特化したタイプのような気がします。
小柄な本格派の割にストライド幅が狭く(以前は広いストライド幅で投げていたようです)、下半身の動きはおとなしめです。 リリースポイントは高いため小柄な割にストレートに角度があります。

 昨秋はスランプ気味でしたが良い時は江口大樹投手(金沢星稜大→NTT西日本)のような迫力のあるピッチングをします。

 尾関氏の記事にもありますがシンカーを多用する投手なのですが、決め球に使うというよりは緩急をつけるようなカウント球に使用していた気がします。


(らすかるるるる氏)


 
 
井上 和紀(福井工大)投手
175/67 右/左
 (帝京五出身)

(北陸大学野球連盟)

 
 MAX143キロを記録する左腕ということでしたが、大学選手権・上武大戦では、常時135~MAX139キロぐらいと、驚くような球威・球速はありませんでした。キレのあるストレートとカーブ・スライダー・スクリューなどを織り交ぜて、コンビネーションで仕留めて来る好投手です。帝京五時代は、愛媛屈指の左腕として注目されました。

 牽制は左腕らしくそれなりで、クィックも1.2秒前後と平均的。マウンド捌きなども悪くないのですが、ストライクゾーンの枠の中でのコントロールに課題があったり、高めのボールゾーンに抜ける球が目立ちます。甘く入った球を、日本一になった上武大打線は見逃してくれませんでした。

(投球フォーム)

<広がる可能性> 
☆☆☆

 引き上げた足を地面に向けて伸ばすので、お尻はあまり落とせません。そのためカーブで緩急をつけたり、フォークのような縦に鋭く変化球には適しません。しかし前に大きくステップすることで、着地までの時間を確保。着地までの粘りは、平均的でした。より粘れるようになると、体を捻り出す時間が確保できて、より変化球のキレも増すのではないのでしょうか。

<ボールの支配> 
☆☆☆

 グラブは最後まで内に抱えられているので、両サイドの投げ分けは安定。足の甲でも地面を押し付けられているですが、リリース迎えた後あたりから押し付けるので効果がありません。「球持ち」も浅くボールを押し込めないので、ボールが上吊ってしまいます。

<故障のリスク> 
☆☆☆

 お尻は落とせませんが、カーブやフォークをそれほど多投するわけではないので、悲観しなくても。腕の角度にも無理はないので、故障の可能性は低いのでは?

<実戦的な術> 
☆☆☆

 「着地」までの粘りは平均的で、体の「開き」も並ぐらいでしょうか。腕はしっかり振ることができているので、速球と変化球の見極めは困難。あとは、もう少しボールに体重が乗せられるようになると、ベース板の上まで球威が落ちないのではないのでしょうか。

(最後に)

 実戦派左腕として期待したいのですが、まだコントロール・ボールの威力共に発展途上の印象を受けます。今回全国大会のレベルを直に感じることで、自分に足りないものをハッキリ認識できたはず。この経験を糧に、更なる成長を期待してやみません。更に成長が挑めれば、社会人への道も開いて来るのではないのでしょうか。

(2013年 大学選手権)

 
岡田 圭市(常葉大浜松キャンパス)投手
182/72 右/右
(呉港出身)

(東海地区大学野球連盟)

 
 今は全国ではあまり話題になっていないのかもしれませんけどこの投手、今春静岡学生リーグが始まってから大ブレイクしなんと現在4完封を含む5登板36イニング連続無失点の記録を継続中なんです。静岡ではかなり話題の投手になっています。

 ただしこの投手、1位指名が濃厚な超本格派投手というわけではなくてサイドから下手なげっぽい投手をしてMAXも140出るか出ないかという投手なんですがただしストレートの手元の伸びとキレキレのスライダーの制球の出し入れできる技巧派投手らしいんです。4年になってから球のノビとか変化球のキレが一気に大成長してきたらしいです。

 すでにプロ全球団が一応良くも悪くもマークはしているらしいです。先ほども言いましたが大学投手の目玉になるというタイプではないのかもしれませんが
こういう投手をどう評価して予想できるのかがネットスカウトの腕の見せ所だと思います。

(コンコルゲン氏)

 
斎藤 弘志(中部学院大)投手
169/67 左/左
(大産大附出身)



 
 小柄でまとまった感じのサウスポーというタイプで、使い勝手の良さが魅力。球速は、135~140キロぐらいで、私のガンでは87マイル(139.2キロ)まで記録。

 ボールの切れで勝負するタイプなので、球威に欠け甘く入ると痛打を浴びます。変化球も、カーブ・スライダー・チェンジアップなどひと通りありますが、プロというインパクトはありません。

 この手の好投手タイプにしては、繊細なコントロール・抜群の投球術などもなく、現状特別なものは感じません。社会人などで、更に実績・ボールの強さなどが出てきたら、その時がドラフト候補になる時ではないのでしょうか。

(2015年 平塚合宿)

 
宮地 翔太(中京学院大)投手
186/85 右/右
(中京出身)

(東海地区大学野球連盟)

 
 これは本当にまだ名前があがってきてない投手だと思われます。中部学院大を相手に7イニングス被安打4失点2だったはずで、縦を意識してるのか着地は早く、ウエイトを乗せていくようなフォーム。長身でどっしりした体型を生かした馬力型ですが力みは無く軽く投げてるようなスナップを効かせた腕の振り方です。立ち上がりから140km/h前後をマークし、最速は147km/h前後。要所以外では130km/h台の切れるストレート主体のピッチングワークで凌ぎ、ピンチになると145km/hを超してくる、好投手の顔とパワーピッチャーの顔を使い分けられる点が非凡に見えました。

 ランナーを背負うと狙って三振を奪いに来てストレート、変化球ともに空振りを取れます。打たれたヒットは軽打ばかりで相手の強打を封じるピッチングが出来ていました。スタミナと実践経験の無さが不安要素なのかと思わされる場面がありましたが、前の打席で粘られた打者やヒットを許した打者を次の打席で必ず三振に仕留めてたあたりからしてモノが違う可能性を感じました。軽く調べてみましたが高校、大学で全く消耗してないみたいで伸びしろもありそうです。

 完全なる隠し球ではないでしょうか。まだ一試合だけですが、これからも好投するようならドラフト指名が現実味を帯びそうです。

(らすかるるるる氏)

 
桜井 俊貴(立命館大)投手
181/73 右/右
(北須磨出身)

(関西学生野球連盟)

 
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宇都宮 健太(関西学院大)投手
176/67 右/右
(香川西出身)

(関西学生野球連盟)


高校時代のレポートへ

 
 
田村 丈(関西学院大卒)投手
185/86 右/右
(関大北陽出身)

 
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柏原 史陽(同志社大)投手
174/75 右/右
(桐光学園出身)

(関西学生野球連盟)

 
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石田 光宏(関西大)投手
181/77 右/右
(近江出身)

(関西学生野球連盟)


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岡田 明丈(大商大)投手
183/75 右/左
(大商大高出身)

(関西六大学野球連盟)


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津田 響(京産大)投手
174/80 左/左
(福知山成美出身)

(関西六大学野球連盟)

 高校時代のレポートへ
 
與座 健人(関西国際大)投手
174/73 右/右
(沖縄尚学出身)

(阪神大学野球連盟)


 昨年別の投手を目当てに観に行って、偶然観戦した投手ですが良かったので覚えています。体は大きくないのですが、常時135~MAX88マイル(140.8キロ)のストレートに、カーブ・スライダーなどを織り交ぜてくるオーソドックスなタイプ。

 このメンバーに入ると力的には見劣る上に、持ち味の小気味好くまとまった投球ができずに終わりました。元来はリズムよく、安定したと投球をする好投手。最大の魅力は、曲がりの大きなスライダーのキレにあります。その片鱗は伺えましたが、もう少し活きの良さをアピールしたかったところ。いずれにしても、来年のドラフト候補というよりは、社会人あたりに進んで実戦的投球で活躍するそういったタイプだと思います。

(2014年 平塚合宿)



 ボールに訴えかけて来るような勢いを感じる力投派。こちらもカーブ・大きく曲がるスライダーを投げ込み、MAX88マイル(140.8キロ)まで記録しており、2年後のドラフト候補になりえるのではないのでしょうか。

(2013年 秋季リーグ戦)

 
 
庄司 力也(奈良学園大)投手
170/65 左/左
(水口出身)

(近畿学生野球連盟)

 
 ゆったりとしたモーションから、常時135~後半ぐらいのストレートに、カーブ・スライダー・チェンジアップ系の球を織り交ぜるなど、まとまりのある好投手。

 以前よりも腕の角度が上がった分球速が増したような気もするが、その分左打者の背中越しから来るような球筋が薄れたのではないかという気もするがこんなものだったろうか? 170/65 と体格には恵まれていないが、実戦派を極めれば来年のドラフト候補に浮上して来ても不思議ではない。ただし現状は、アマの好投手の域を脱していない。

(2014年 大学選手権)



 左サイドに近いスリークオーターから、独特の球筋を活かした130キロ台中盤のストレートと、カーブ・スライダー・スクリュー系の球を駆使し、ポンポンとイニングを重ねて行きます。一年生離れしたマウンド捌きは圧巻でしたが、それほど凄みのあるタイプではないので、ドラフト候補云々という臭いはしてきません。ただこれから、奈良産の一時代を築いて行けそうな投手です。

(2012年 大学選手権)

 
井内 克(徳山大)投手
178/75 右/右
(祐誠出身)

(中国地区野球連盟)

 
 135~140キロぐらいは投げていたものの、コントロール・変化球に特徴なく明大打線に捕まった。地方リーグレベルならば、充分このぐらいの球を投げれば通用するのかもしれないが、やはり中央のタレント揃いの打線を抑えこむのはこれだけでは厳しい。来年に向けて、上のレベルを意識した取り組みを期待し神宮に戻ってきて欲しい。

(2014年 神宮大会)

 
桑木 拓磨(福山大)投手
176/74 右/右
(玉島商出身)

(中国地区野球連盟)

 
 やや腕が突っ張ったフォームではあるが、140キロ台を連発しボールに力がある地方リーグの逸材。

 
唐仁原 志貴(福岡大)投手
184/75 左/左 
(小林出身)

(九州六大学野球連盟)

 
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岡本 拓也(九州共立大)投手
172/62 右/右
(北大津出身)

(福岡六大学野球連盟)


高校時代のレポートへ



(どんな選手?)

 普段は腕がしっかり振れる躍動感溢れるスリークオーターですが、時には下手投げる変則投手でもあります。また滋賀大会の35イニングで、四死球は僅か2個と言う抜群の制球力も魅力です。

(投球内容)

 スリークオーターから、常時130~MAX136キロぐらいのストレートを投げ込みます。変化球も、右打者低めにスライダー・左打者外角にシンカーを使い、右打者の内角にもシュート系の球を投げ込みます。

 内外角に球を投げ分けたり、四球を出せない制球力はあるのですが、球威・球速が物足りないので、甘くない球でも痛打されるケースが目立ちます。クィックは、1.2~1.3秒ぐらいとやや遅いのですが、ベースカバーなどは遅くありません。投球を組み立てるセンス・制球力はそれなりで、あとは如何に球威・球速などのパワーアップを図れるかではないかと思います。

(今後に向けて)

 小柄ですが、イキのいいピッチングができます。その割に投球に粗さはなく、実戦力があるのが魅力です。あとは、来年に向けてどのぐらい球威・球速を増したりと、スケールを身につけられるのか、あるいは更に投手としての総合力を引き上げられるのか注目したいです。高卒プロと言ったタイプではありませんが、来年度の滋賀を代表する好投手になると思います。新チーム以後の活躍に、期待したいですね。

(2010年・夏)

 
 
笛田 怜平(福岡工業大)投手
186/70 右/右
(鹿児島南出身)

(福岡六大学野球連盟)


高校時代の個別寸評へ

 
 
中嶋 厚徳(西日本工業大)投手
183/83 右/右
(小倉工出身)

(九州地区野球連盟)


 カーブ・スライダー・フォークなど変化球は平凡でしたが、140キロ台を記録してそうなストレートの球筋は安定していました。凄みは感じませんでしたが、来年に向けて頭の片隅に入れておいても良いのではないのでしょうか。

(2014年 九州大学選抜VSソフトバンク三軍)

 
 
國場 翼(第一工業大)投手
181/81 右/左
(具志川出身)


 
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栄 光貴(日本文理大)投手
184/77 右/右
(日本文理大附出身)

(九州地区野球連盟)


 140キロ前後ぐらいの伸びのある真っ直ぐに、フォークのような縦の変化が武器。こちらは、来年のドラフト候補というほどのインパクトはありませんでしたが、社会人あたりで野球を続けてゆくことになるのではないのでしょうか。

(2014年 九州大学選抜VSソフトバンク三軍)

 
 
田中 豊樹(日本文理大)投手
180/88 右/右
(佐賀商出身)

(九州地区野球連盟)

 
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大学4年生 野手編



 
樋越 優一(東農大オホーツク)捕手
180/89 右/左
(千葉経大附出身)

 
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久保 皓史(富士大)三塁
181/77 右/左 
(佐賀商出身)

 
 (どんな選手?)

佐賀商時代から、ミート力と長打力を兼ね備えた強打者として、私自身も何度かレポートしたことがあります。富士大に進んでからも活躍し、大学選手権では4番・三塁手として出場。今春のリーグ戦では、10試合 2本 14打点 打率.438厘 最多打点と初のベストナインに選出されました。

(守備・走塁面)

高校時代に計測したタイムは、左打席から塁間4.15秒前後と基準以上。しかし大学に体も大きくなり、今回の大会では4.35秒強と走力が以前よりも落ちたように思います。元々走塁で魅了するタイプではないですし、打撃が売りの選手なのでその辺は致し方ないところかと。

打球への反応、キャッチングは悪くない選手ですが、高校時代よりも動きが重くなった感じがして、可も不可もなしかなといった印象。地肩はかなり強いのですが、スローイングを乱す時があり、その辺の安定感が求められます。

現状は、走塁は中の下、守備は平均的、地肩はプロでも強い方というのが彼の評価でしょうか。

(打撃内容)

腰がシッカリ据わり、柔らかさと力強さを兼ね備えます。それほど長打で魅了するタイプではなく、勝負強さを売りにする中距離ヒッターと考えて好いでしょう。

<構え> ☆☆☆☆

前足を軽く引いて、グリップの高さは高め。腰の据わりもよく、両目で前を見据える姿勢・全体のバランスにも優れ、何より構えた時に、ビシッと決まっているところが素晴らしい。

<仕掛け> 平均的

投手の重心が下がりきった時に始動する「平均的な仕掛け」を採用。打撃のスタイルの通り、ある程度の対応力と長打力を兼ね備えた中距離打者やポイントゲッターが多く採用する仕掛けです。高校時代の「遅すぎる仕掛け」を改善し、打撃の幅ができたのが最大の変化でしょうか。その辺が、高打率にもつながっていると考えられます。

<足の運び> ☆☆☆

足を引き上げる「間」はある程度取れており、速球でも変化球でもそれなりに対応。まっすぐ踏み出すように、内角でも外角でも捌きたいという幅広い万能型。ちょっと気になったのは、インパクトの際に足元が少しブレており、外角の厳しい球や低めの球に対しどうなのか気になります。

<リストワーク> ☆☆☆

始動は遅く無い割に、少しトップの形を作るのが遅れがち。バットの振り出しはインサイド・アウトではありませんが、バットの先端が下ることなくロスなく振り抜けています。大きな孤を描き、最後まで力強く。それが、この選手の良さではないのででしょうか。

<軸> ☆☆☆

足の上げ下げは静かなので、上下に目線は大きく動きません。足元がブレる分、体の開きが我慢できない部分がありますが、軸足は大きくは崩れませんし粘りを感じます。体が前に突っ込まないように、注意したいところ。

(最後に)

守備・走塁でのアピール度は並なので、よほど打撃で図抜けていないと厳しいところ。ただ器用さもあった強打者だというと、佐伯貴弘(元大洋~中日)などがおり、それに近いタイプかと。来年のドラフト候補になるかは微妙ですが、大学球界では数少ない強打者タイプだけに、最終学年のプレーを見るまでは見限れません。

(2014年 大学選手権)



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(どんな選手?)

 佐賀屈指の選手層を誇る佐賀商において、1年夏には、5番・三塁手として出場していた選手です。左の好打者タイプで、柔らかいリストワークを活かした、対応力のある打撃が光ります。それでいて、140キロ級のストレートにもしっかり対応できる動体視力・外野の頭をオーバーできるパワーも身につけているなど、極めてその将来性が楽しみな存在です。

(守備・走塁面)

 身体がゴツイタイプの選手ではなく、しなやかな身のこなしが光るタイプの選手です。三塁手としての反応・キャッチングは悪くないのですが、ややスローイングの精度に不安を感じました。地肩に関しては、基準以上のものがありますが、制球力を如何に高めて行くのかが、課題だと思います。ただ将来的には、センターラインを担うような役割を任されるかもしれません。

 走力は、この試合ではよくわかりませんでしたが、その身のこなしからしても、動けない選手ではないはずです。夏の大会でも、決勝まで勝ち上がったチームなので、もう少し他の試合の模様もみて、サンプルを集めたいと思います。

(打撃内容)

 難しい球をカットしたり、インコースの厳しい球でも、なんとか内野の頭を越してみたりと、柔らかいハンドリングを活かして食らいつきます。また綺麗にレフト方向に流したりしたかと思えば、140キロ近い球威のある球でも、外野の頭を完全に越える長打を放つなど、ひ弱さがありそうでないのも良いところです。対応力の高さは、すでに1年生離れしており、佐賀を代表する野手だった先輩の古賀翔也以上の内容を、すでに1年生で示しておりました。

 左オープンスタンスで、背筋を伸ばして構えます。打席でもリラックスして構えられ、悪くないと思います。ただ残念なのは、仕掛けが「遅すぎる仕掛け」を採用。一度ベース側につま先立ちしてから、リリース前後に始動するので、一定レベル以上の球威・球速に立ち後れる心配があります。その辺が、将来に向けて改善できてくると、もっと打撃に余裕が出てくると思います。

 小さくアウトステップした足下はブレないので、打てるポイントは限られていそうですが、甘い球を逃しません。バットを寝せて出すも、ヘッドを残してスイングできるので、左方向に上手く流すことができます。頭のブレ・身体の開きも我慢でき、軸足にも強い粘りを感じさせます。

(今後は)

 典型的なアベレージ・対応型の選手です。非凡な対応力がある選手ですから、更に「強さ」「鋭さ」磨いて欲しいですね。仕掛けの問題を解決できるようだと、2年後は九州を代表する打者として、ドラフト候補にあがってくると思います。

 タイプ的には、アベレージヒッターなので、センターラインが担えるような、守備・走力などのアピールポイントがあるようだと、高卒指名の可能性も秘めていると考えられます。その辺はよくわからなかったのですが、打撃に関しては、1年生ながら非凡なものを持っている選手です。ぜひ、その名前を覚えて欲しい好打者でした。

(2009年・夏)


 
宇佐見 真吾(城西国際大)捕手
180/89 右/左
(市立柏出身)

 
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高山 俊(明治大)外野
181/84 右/左
(日大三出身)

 
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坂本 誠志郎(明治大)捕手
175/77 右/右
(履正社出身)


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山本 泰寛(慶応大)遊撃
176/76 右/右
(慶応義塾高出身)

 
 
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谷田 成吾(慶応大)外野
183/86 右/左
(慶応高出身)

 
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横尾 俊建(慶応大)三塁
175/86 右/右
(日大三出身)

 
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大城 滉ニ(立教大)遊撃
175/71 右/右
(興南出身)


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茂木 栄五郎(早稲田大)三塁
171/75 右/左
(桐蔭学園出身)

 
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丸子 達也(早稲田大)一塁
187/97 左/左
(広陵出身)

 

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重信 慎之介(早稲田大)右翼
173/70 右/左
(早稲田実業出身)

 
 
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畔上 翔(明治大)外野
178/85 左/左
(日大三出身)


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藤岡 裕大(亜細亜大)内野
177/73 右/左
(岡山理大附出身)


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北村 祥治(亜細亜大)捕手
177/77 右/右
(星稜出身)

 
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板山 祐太郎(亜細亜大)中堅
180/79 右/左
(成立学園出身)

 
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山崎 晃大朗(日大)外野
173/68 左/左
(青森山田出身)


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吉田 正尚(青学大)外野
172/73 右/左
(敦賀気比出身)


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柴田 竜拓(国学大)遊撃
167/68 右/左
(岡山理大附出身)

 
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渡辺 勝(東海大)右翼
172/80 右/左
(東海大相模出身)

 
 
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柿沼 友哉(日大国際関係学部)捕手
180/82 右/右
(誠恵出身)


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吉持 亮汰(大商大)遊撃
174/64 右/右
(広陵出身)

 
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呉 念庭(第一工業大)二塁
178/75 右/左
(岡山共生出身)


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大学3年生 投手編



 
田中 正義(創価大)投手
186/80 右/右
(創価出身)


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生田目 翼(流通経済大)投手
174/76 右/右
(水戸工業出身)

 
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加藤 拓也(慶応大)投手
175/88 右/右
(慶應義塾出身)

 
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澤田 圭佑(立教大)投手
178/90 右/左
(大阪桐蔭出身)

 
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柳 裕也(明治大)投手
180/80 右/右
(横浜出身)

 
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星 知弥(明治大)投手
181/85 右/右
(宇都宮工出身)

 
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丸山 泰資(東海大)投手
176/75 右/右
(東邦出身)

 
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濱口 遥大(神奈川大)投手
173/78 左/左 
(三養基出身)


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畠 世周(近畿大)投手
186/74 右/左
(近大福山出身)

 
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高良 一輝(九州産業大)投手
177/77 右/右
(興南出身)

 
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大学3年生 野手編




手登根 祥(富士大2年)DH
179/85 左/左 
(浦添工業出身)

 

(どんな選手?)

 浦添工業時代は、沖縄屈指の強打者としてプロからも注目された素材。今春のリーグ戦では、10試合 0本 5打点 打率.303厘 とまだ将来性を買っての起用だと思われます。大学選手権の福岡大戦でも、試合の途中で交代させられていました。


(守備・走塁)

残念ながらDHでの出場であり守備力もよくわかりませんし、一塁までの到達タイムも計測できませんでした。ただプレーを見る限りは、守備・走力でのアピール度は低く、打撃に特化したタイプに見えます。高校時代は、強肩の三塁だったと訊いております。

(打撃内容)

高校通算で40本塁打以上を放っている長距離打者でしたが、本質的に強烈な球足で野手の間を抜けて行くタイプかと。よほどツボに入らないと、打球が上がるようなタイプには見えません。身体に力があるので、腕っ節の力でスタンドインすることもあると思いますが、本質的に中距離打者ではないのでしょうか。

<構え> ☆☆☆

前足を引いた左オープンスタンスで、グリップを少し下げてリラックスを心がけます。腰の据わり具合・全体のバランスとしては並で、両目で前を見据える姿勢は悪くありません。

<仕掛け> 早めの仕掛け

投手の重心が下るときに始動する「早めの仕掛け」を採用。これは、対応力を重視したアベレージヒッターの打ち方であり、体の強さで長打を生む中距離タイプかと。

<足の運び> ☆☆☆☆

足を軽く引き上げて、始動~着地までの「間」が充分あり幅広くボールを捉えます。踏み込みは真っ直ぐで、内角でも外角での捌きたいタイプであり、スピードの変化にもコースにも万能に対応しようとする意志が感じられます。

<リストワーク> ☆☆☆

少し打撃の準備である「トップ」を作るのが遅れがちで、速い球に立ち遅れがち。バットの振り出しはインサイド・アウトではありませんが、バットの先端であるヘッドは下がることなく、大きな孤を描いて振り切れています。特にヘッドスピードは鋭く、打球の速さは一級品。

<軸> ☆☆☆☆

足の上げ下げは静かで、目線は上下に動きません。体の開きも我慢でき、軸足も大きく崩れません。軸を起点に、綺麗な回転でスイング出来ています。

(最後に)

目指すべき方向性は、同じ沖縄出身の 山川 穂高(西武)のような道筋だと思います。山川も守備力・走力がある選手ではなかっただけに、いかに手登根も打撃で存在感を示すかでしょう。今後何処まで全国で通用する打撃を身につけられるのか、注目して見守ってみたいと思います。

(2014年 大学選手権)

 
 
吉川 尚輝(中京学院大)遊撃
175/73 右/左
(中京出身)

 
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大学2年生 野手編