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安達 壮汰(桐光学園2年)投手の本当に凄いやつへ







 
 球速は135キロ前後が多かったが、同じくMAXでは89マイル・143キロまで記録。内角の厳しいところを突いたり、カーブ・スライダー・チェンジアップ系の変化球とのコンビネーションも冴えていた。個人的には4番を打つ打者の才能の方が将来的には秀でいているのではないかと思っていたが、この日の投球を観たものは来年の有力な候補と球団関係者は認識したのではないのだろうか。

(2019年 春季関東大会)

 腕の長い体型でゆったりしたフォームから投げ込んでくる。そのため球速こそ135~140キロぐらいだと思うのだが、なかなか掴みどころのない厄介なタイプ。変化球は、スライダー・カーブ・チェンジアップなどで、特にチェンジアップの落差が鋭い。来年ドラフト指名されるかは別にして、神奈川を代表する素材としてドラフト候補には名前を連ねてきそうだ。むしろすでに4番に座っている、野手としての方がスケールは上かもしれないが。打力の方は、サウスポーという稀少価値との天秤にかけられ、卒業後の道が変わってきそう。

(2019年 春季神奈川大会)