横浜たそがれ


このペ-ジは 
 ファン歴35年を誇る管理人の独断と偏見に満ちた横浜ベイスタ-ズと湘南シ-レックスについて熱く語るペ-ジである。







2020年 横浜のいまある姿・野手編 
 
 前回の「横浜の進むべき道」では、19年度の退団者が出た時点での更新でした。あれから、ドラフト・新外国人選手などの獲得も進み、ベイスターズがどのような陣容で挑もうとしているのか、いつものように、一ポジション4人制 にあてはめて野手陣を考えてみましょう。基本的に控え選手は複数ポジション守ることが多いので、あまり厳格にこの守備位置でなければと考えなくても良いと思います。あくまでも、メインになることが予想されるポジションにあてがってみます。


<一塁> レギュラー : ロペス  (37)
     対抗    : 
     バックアップ: 飛雄馬  (29)・山下   (27)
     育成 
   
  デラロサ (24)

 外国人枠などの問題はあるものの、筒香が抜けた打線を考えると ロペス(37)が外れる打線というのは考えずらい。年齢的な衰えは心配されるものの、試合後半からはソトが一塁に回りロペス休ませるなどしてやりくりするのではないのだろうかと。対抗・バックアップの面子が弱くは感じられるが、ファームでの起用も含めて山下(27)・飛雄馬(29)をあてはめてみた。実際彼らが一軍に残るというよりは、一軍では他ポジションの選手が一塁も守るという感じで、一塁の控えは補われる形になるのではないのだろうか。育成に専念させる一塁手がいなかったところを、新外国人の デラロサ(24)を獲得。セカンドも守れるが、守備の安定感を考えると一塁あたりが無難なように思える。打撃には魅力はあるが、正直まだ一軍でやるには粗すぎるので1年ぐらいは育成に時間がかかりそうだ。


<二塁> レギュラー :ソト   (31)
     対抗    :石川   (34)・伊藤裕(24)
     バックアップ:百瀬   (23)
     育成    :


 ロペスを一塁に入れる布陣が濃厚なだけに、自然とソト(31)のポジションは二塁となる。恐らく試合途中から、一塁なり右翼に移る布陣をとることになるだろう。一軍控えも流動的で、期待の若手・伊藤 裕季也(24)を常時一軍に置いておくつもりなのか? チームの求心力を考えてベテランの石川(34)を置くのか、若手の成長株である百瀬(23)にするのかはよくわからない。石川が現役のうちは、育成段階の若い選手を指名しないかもしれない。いずれにしても、石川も一年一年が勝負の年となってきた。またソトが一塁なり右翼を守る時は、ショートも兼ねる柴田が二塁にまわる布陣になることが予想される。


<遊撃> レギュラー :大和   (33)
     対抗    :柴田   (27)
     バックアップ:
倉本   (29)
     育成     :
森    (18)

 レギュラーは引き続き 大和(33)が有力ではあるが、シーズン後半から柴田(27)の打力が急激に伸びてきて差が大いに縮まってきている。さらに実績のある倉本(29)も控えており、育成に専念できる環境が整っている。そこでドラフト1位で、森 敬斗(18)を獲得した狙いは良いのだが、肝心の森が将来的にプロのショートを担える守備力があるのかは微妙なのだが・・・。チーム構成としては、良い形にはなっている。


<三塁> レギュラー :宮崎(32)
     対抗    :中井(31)
     バックアップ:知野(21)
     育成    :
田部(19)


 宮崎(32)のレギュラーは、ほぼ不動だと言えよう。中井(31)は、最近はセカンドよりもサードに入ることが多く、内野のユーティリティープレーヤーとして君臨している。一軍争いのライバルは、倉本あたりになるのではないのだろうか。まだ一軍戦力となると厳しいかもしれないが、スケールのある強打者として知野(21)がショート・セカンドも兼ねてバックアップにまわる。また若年層では、大型内野手の田部(19)が加入し、粗っぽいタイプに見えたが意外にプロの球に対応できている点は将来に向けて明るい材料となる。レギュラーの宮崎と控え層のレベル差はいかんともし難いが、逆に知野や田部を無理なく育てられる土壌は整ってきた。


<右翼> レギュラー :オースティン(29)
     対抗    :
     バックアップ:関根    (25)・楠本(25)
     
育成    蛯名    (23)

 レギュラー候補筆頭は、新外国人の オースティン(29)。ここまでのオープン戦での活躍を見る限りは、筒香の穴を埋められる可能性を充分秘めている。またオースティンが不動のレギュラーとなると、控え選手の選定は難しい。現在はミート力の高い楠本(25)が一軍で起用されているが、これが関根(25)と入れ替わっても不思議ではない。またルーキーの蛯名(23)も、実戦的な打撃を魅せており、開幕一軍とは言わないまでも、二軍での活躍次第では一軍に昇格してくるかもしれない。まぁドラフト6位の大学生なので、一年ぐらいは育成に専念しても好いとは思うのだが。


<中堅> レギュラー :梶谷(32)
     対抗    :神里(26)桑原(27)
     バックアップ:宮本(24)
     
育成    該当者なし 

 オープン戦の内容では、梶谷(32)が、今年は目の色が違いレギュラーに一番近い存在に。また神里(26)・桑原(27)など実績のある選手たちも激しいレギュラー争いを展開していて、誰がポジションを掴むか想像できない。ポテンシャルの高い宮本も、ファームでの内容を見る限りもう育成段階の選手ではないだろう。隙きあらば、一軍昇格を果たしたい。


<左翼> レギュラー 佐野(26)
     対抗    :乙坂(26)
     バックアップ:細川(22)
     
育成    該当者なし

 ポスト筒香として期待されるのが、代打の切り札的存在だった 佐野(26)。それも、4番の重責が期待されている。今年のDeNA打線は、佐野が一年間レギュラーを守り続けられるかが大きな鍵になりそうだ。乙坂(26)は、レギュラーというよりも代打やバックアップ要員として一軍定着を狙う。和製大砲と期待されてきる細川(22)も、4年目を迎え一軍で実績を残したい。もし佐野がダメだったときには、とって替われる存在になっていて欲しい。


<捕手> レギュラー :伊藤光(31)
     対抗    :嶺井(29)・戸柱(30)
     バックアップ:
高城(27)山本(22)
     育成    :
益子(20)
東妻(19)

 レギュラーは、攻守でバランスに取れている 伊藤光(31)が濃厚。その他では、ディフェンス型の嶺井(29)&高城(27)のいずれかと、打撃が売りの戸柱(30)&山本(22)のいずれかが一軍を入りを果たしそう。2年目の益子(20)やルーキーの東妻(19)は、タイプ的にはバランス型の伊藤タイプの捕手ではないのだろうか。ただし一軍を意識するのには、もう少し時間が求められる。


(打撃のまとめ)

 
ポスト・筒香嘉智 というのが、2020年度の打線の一番のキーワードになる。オープン戦を見る限りは、打力ではオースティンがその穴を埋めてくれそうな活躍を魅せてくれている。また精神的な部分では、佐野 がいかに年間を通して機能できるかに懸かっている。現時点で最もポジションが固定できていないのが、センターになる。しかしレギュラー争いをしているのは、いずれもレギュラー経験のある選手たち。さらに佐野とオースティン以外の控え外野手は、いずれもセンターを守れる守備力を誇っていて、誰が飛び出してきても不思議ではない。打線に関しては、外国人3人を並べられる布陣が組めれば、昨年以上の面子になるかもしれない。コロナの影響で6連戦が続く日程になり、外国人5名まで一軍登録できる話が検討されている。もしそうなると、外国人野手3人が並ぶ打線も現実味を帯びてくるだろう。





2020年 横浜のいまある姿・投手編 
 
 ドラフト・新外国人獲得などを経て、ベイがいかに戦力を充実させてきたのか? 現状のDeNAの戦力について検証したいと思います。

(先発陣)

 2月のキャンプから実戦形式の登板を見ていると、おおよそ開幕ローテーションの青写真は見えてきた気がします。コロナによる開幕延期により、今後どの程度変化するかはわかりませんが、ここまでの調整具合から考えてみます。

 毎年書くことですが、前年の実績から計算できる投手となると、先発として二桁勝利をあげているか、防御率が3.50以内という基準をクリアしてるかとなる。しかしこの条件を満たしているのは


今永 昇太(27) 25試合 13勝7敗 防 2.91

ただ一人。まして一年間ローテーションを守り抜いたのは、この今永以外ではルーキーの

上茶谷 大河(24) 25試合 7勝6敗 防 3.96

だけで、その上茶谷にいたっても防御率の点で物足りない。そのほか登板数は少なかったものの防御率で条件を満たしていたのが

濱口 遥大(25) 
17試合 6勝5敗 防 3.17

ぐらい。上茶谷は2年目の飛躍を期待して、今年もローテーション候補として組み入れてゆくことになるだろう。今季もローテーションが確定的と言えるのは、上記の3人が順調に過ごせた時ではないのだろうかとオフに入る時に作成した「横浜のすすむべき道」でも書きました。彼らは順調に来ており、開幕ローテーション入りは濃厚だと言えるでしょう。

その他、昨年先発を担った投手としては

東  克樹(25) 7試合 4勝2敗 防 3.76
井納 翔一(34)15試合 4勝5敗 防 
4.76
大貫 晋一(26)15試合 6勝5敗 
防 5.00
京山 将弥(22) 9試合 0勝6敗 防 5.80
平良拳太郎(25)15試合 5勝6敗 防 4.11

の名前があがります。この中でも実績・実力ともに順調だったら先発入りが濃厚だった 東 が、手術のため戦線から外れることが決定的となりました。残りの選手の中で先発入りが期待できそうなのが、

京山 将弥(22) 9試合 0勝6敗 防 5.80
平良拳太郎(25)15試合 5勝6敗 防 4.11

ではないかと考えます。京山は、昨年のようなことは無さそうな仕上がりですし、平良の安定感は他の選手より一歩抜き出ているように感じます。京山を入れるかは微妙ですが、平良の方はかなり先発入りは濃厚だと言えます。こうなると、ここまででこの5人が有力です。これに昨年、先発とリリーフの両輪で活躍した

石田 健大(27) 40試合 4勝1敗 防 2.14

を加えた6人が、開幕の先発入りの最有力候補ではないかとみています。先発入りのその他候補となると、新外国人投手の ピープルズ(29)や、ドラフト2位の 坂本 裕哉(23)に、若手左腕の 櫻井 周斗(21)あたりにチャンスが与えられています。ピープルズは他の助っ人との枠の関係もあり、エスコバーやパットンが能力を発揮できているようだとチャンスを与えられるかも厳しい状況であり、野手も3人いることを考えると、彼らが健在である間の昇格は極めて限定的になるのではないかと。坂本・櫻井 もここまでの安定感を考えると開幕ローテーション入りは厳しい状況で、リリーフでの適正か二軍での調整をして先発陣の状況次第で再昇格があるかどうかといった感じになるのではないのでしょうか。そう考えると、新戦力や若手の台頭組から開幕ローテーションに加わる選手は出ないのではないかとみています。今永・濱口・石田 の左腕トリオに、上茶谷・平良・京山 あたりで開幕時の先発を担うことになろうかと。ただし京山に関しては、開幕までの実戦での結果次第で、他の選手と入れ替わる可能性はあるのではないのでしょうか。

 また彼ら以外にも、ルーキーながら6勝をあげた 大貫 普一(26)や実績のあるベテラン 井納 翔一(34)やイースタンで最多勝をさげた 中川 虎大(21)や期待の大きい 阪口 皓亮(21)なども控えており、他球団に比べ大きく見劣る先発陣ではないと考えられます。

(リリーフ陣)

 前回の「横浜の進むべき道」でも書いたように、信頼できるリリーフ投手の目安は防御率2点台。このぐらいの成績を残せていないと、なかなか翌年の計算はたたない。悪く見積もっても防御率が3.50以内ぐらいまでが許容範囲となる。

石田 健大(27) 40試合 4勝1敗 防 2.14
エスコバー(28) 74試合 5勝4敗 防 2.51
藤岡 好宏(35) 32試合 1勝0敗 防 1.86
山崎 康晃(28) 61試合 3勝2敗 30S 防 1.95

 この4人は引き続き、今年もアテにしたくなる成績。この中では、東 の離脱もあり 石田 が先発まわることになる。その穴をいかに埋めてゆくかが大きな課題になる。そんななか今年は、リリーフで実績充分の 三上 朋也(31)が順調に調整してきていることに加え、セットアッパーを担った パットン(32)が、昨年のようなことはないだろうという期待がある。この二人が額面どおり働ければ、石田の穴は充分に埋まるはず。むしろ心配なのは、昨年キャリアハイの成績を残した エスコバー(28)や 山崎 康晃(28)が、昨年同様の活躍を魅せるのかどうかという不安は残る。

また防御率は悪かったものの大事なところを任され続けた投手としては

国吉 佑樹(29) 53試合 5勝3敗 防 4.80
Sパットン(32) 42試合 0勝3敗 防 5.15
三嶋 一輝(30) 71試合 5勝4敗 防 4.33

の3人。今季も不安定な可能性はあるが、代わる人材が出てこない限り、彼らが勝利の方程式を担ってゆく可能性は高い。そんな中、許容範囲の成績を残したのが

武藤 祐太(31) 31試合 1勝2敗 防 3.32


 コロナ自粛期間に大幅なダイエットに成功し、今年への意気込みの高さを感じさせた。若手・新戦力では、先発候補にも名前を連ねる 坂本 裕哉(23)・櫻井 周斗(21)の二人の左腕が、先発入り濃厚な石田の穴を埋められるかということ。坂本は三振を奪えるような絶対的なボールには欠けるが、コントロールの良い左腕で安心して見ていられるタイプ。櫻井は逆に三振の取れるボールがありながら、制球に不安があり安定感に欠ける部分がどうでるか? 経験・実績のある 砂田 毅樹(25)も含めて、誰か1人左腕からリリーフで定着できる投手が出てきて欲しい。

 また右腕の新戦力としては、ドラフト3位で入団した 伊勢 大夢(22)に期待が集まる。伊勢はサイド気味のフォームから140キロ台後半を連発できるストレートの勢いは一軍級。追い込んでからの決め手不足をいかに補うかが課題だが、同じリリーフであと一歩のところまで来ている 笠井 崇正(26)と共に、一軍戦力を刺激する存在になりえるだろうか?

 リリーフ陣のできは、だいたい2年に1度周期で良い悪いを繰り返すので、今年は良くなる年。そのため昨年よりは、運用が楽になるのではないかと楽観的にみている。

(投手陣のまとめ)

 投手陣全般でみると、絶対的な存在が少ないだけに、先発の今永・リリーフの山崎 がコケたら修正できない。しかしそれ以外ならば、1人2人欠けてもある程度どうにか戦えるだけの戦力はある。そういった選手の質・量という意味では、Aクラスを確保できるぐらいの投手陣ではないかとみている。ただし今年はコロナでCSが消滅することが決定的なだけに、優勝がシーズン通過の絶対条件になる。そのためには、今までよりプラスαのものを引き出して行かないと厳しいのではないかということ。そのことが可能かどうかは、開幕してみないとわからない。このへんのことを考えると、本当はドラフトで投手陣に強烈なインパクトを与えられる人材を確保しておきたかったという思いはどうしても残る。






2019年 横浜の進むべき道!(ドラフト編) 


 過去2回書いてきた「横浜の進むべき道」で、現状の足りない戦力をあぶりだしてきました。そこで今回は、来るべき10/17(木)に行われるドラフト会議で、ベイスターズがどのような指名を行うのが良いのか考えてゆきたい。


(1位指名は)

 
今年のドラフトでは、佐々木朗希(大船渡)・奥川恭伸(星稜)・森下暢仁(明治大)の3人が1位指名濃厚と言われている。実際この3人が抜けているので、最初の入札はこの3人のいずれかと見るのが妥当だろうし、実際そうするのが良いと思う。いずれにしても、単独指名は難しく競合は避けられないだろう。

 DeNAになってからのベイは、大学生投手を1位指名にして成果を出してきたという実績がある。そのため今年も、森下暢仁(明治大)投手が有力ではないかという見方が強いが、私はこれに関しては疑問が残る。というのは、今年の場合高校生の奥川恭伸(星稜)でも、一年目から二桁前後の勝ち星が狙える素材。むしろ今のベイスターズにとっては、頭数以上に若手世代を牽引して行ける圧倒的な素材が欲しい。そのためには、森下よりも奥川恭伸(星稜)やチームにこれまでいなかったような素材である 佐々木朗希(大船渡)を指名する段階に、チームは入って来ているのではないのだろうか。ベイスターズが今後常勝チームになるためには、この高校生のいずれかを1位指名することで、殻を破っていって欲しいという思いが私にはある。ある程度1年目からも戦力になって欲しいというチーム事情も加味すると、奥川の方が現実的な選択にはなると思う。しかしチームの閉塞感・今までの常識を打ち破るならば、佐々木のような投手にトライするのも手だろう。個人的には佐々木も、その圧倒的な能力から思ったほど一線で活躍するまでに時間はかからないのではないかとみている。1年目ぐらいには一軍をある程度経験し、2年目ぐらいからはバリバリの中心選手へといった 大谷翔平 のようになるのではないかとみているが、これは球団の見立てによって意見は別れるところではないのだろうか。


(外れ1位指名は)

 最初の入札でこの3人のいずれかを獲得できれば申し分ないのだが、外れた時のことも考えておかなければならない。この場合、少し落ちるが投手補強を続けるのか? それとも野手補強に切り替えるのかは各球団によって別れてくるだろう。もし1位である程度目処をつけようと思うと、吉田大喜(日体大)右腕や河野竜生(21歳・JFE西日本)左腕といった、大活躍が見込めるかは微妙だけれども一年目からある程度一軍でやって行けそうという選手を指名して足場を固めるか? あるいは、佐々木や奥川ほどではないけれど、2,3年目にはローテーションに入ってくるだろうねという期待を込めて西純矢(創志学園)右腕のような高校生投手を1位にして来る可能性も充分に考えられる。

 また今年のベイは、2巡目の指名が後ろから4番目。そこまでに欲しい野手が残っていないかもしれないという判断になれば、一気に野手指名に走る可能性もある。将来の中軸候補の期待を担う石川昂也(東邦)内野手や、一年目から一軍で経験させながら育てられるであろう海野隆司(東海大)捕手などは、その有力候補になる。また地元神奈川の逸材・森敬斗(桐蔭学園)内野手あたりも、地元色を重視するのであればあるだろう。しかし現在レギュラーの宮崎(32)がガッチリいる上に、昨年獲得した伊藤裕希也(24)のいるベイが、いの一番で三塁候補の(ニ遊間が微妙な)石川を1位で指名しにゆくかには疑問も残る。同様に高校では遊撃手を担っているが、守備が微妙で将来三塁か外野あたりにコンバートされそうな森をこれまた1位でゆくのか? 伊藤光を中心に一軍経験のある捕手が揃うチーム事情で、どうしても海野を1位指名しないと行けないのか?と考えるかは、本当に球団の考え方次第ではないのだろうか。

(2位指名は)

 1位が投手ならば、2位は野手。1位が野手ならば2位は投手という流れにはなると思う(そこまで現有戦力には余裕はないので)。問題は、上記にあげた外れ1位候補が2位のベイの指名までに残っているのか?というところになる。もちろん残っていれば、彼らを獲得する可能性は充分に現実味を帯びてくるだろう。


 その他高校生の上位指名候補を考えると、宮城大弥(興南)左腕・浅田将汰(有明)右腕・落合秀市(和歌山東)右腕・及川雅貴(横浜)左腕・井上広輝(日大三)・井上温大(前橋商)左腕・鈴木寛人(霞ヶ浦)右腕などの投手達。野手だと山瀬慎之介(星稜)・東妻純平(智弁和歌山)など捕手達に、武岡龍世(八戸学院光星)・上野響平(京都国際)など内野手に井上広大(履正社)外野手などが有力な候補になる。

 大学生では、津森宥紀(東北福祉大)右腕や伊勢大夢(明治大)投手の剛球系のサイドハンドに、杉山晃基(創価大)右腕あたりまでは、上位候補の可能性を秘めた投手達。野手では、郡司裕也(慶応大)や佐藤都志也(東洋大)捕手達も上位候補として名前を連ねる。また社会人では、太田龍(21歳・JR東日本)・宮川哲(24歳・東芝)・立野和明(21歳・東海理化)の投手達は、外れ1位もありうる上位指名候補。社会人の野手や独立の選手たちが、上位の24名に名前を連ねる選手はいないのではないかとみている。


(蔵のドラフト希望シュミレーション)

1位  奥川恭伸(星稜)投手か佐々木朗希(大船渡)投手
外れ  吉田(日体大)投手

で、1位である程度先発を意識できる投手に目処をつける。

2位  海野(東海大)捕手が残っているのは厳しそうなので、森(桐蔭学園)内野手。しかし将来は、三塁か外野を視野に。
3位  上野(京都国際)遊撃手など、将来のショートを託せる人材を確保
4位  橋本(大商大)左腕や北山(日体大)などリリーフで一軍を意識できる素材
5位  藤田(中京大中京)捕手や神宮(西日本短大付)のような捕手。
6位  瀧中(HONDA鈴鹿)右腕など、今年は社会人投手に面白いのが多い
7位  林(近江)左腕のような特徴のある選手(野手も含む)
8位  松岡(BC武蔵)など将来楽しみな選手(高校生も含む)
育成  補強しきれなかった部分の選手を獲得


と一応あげてみたが、1位指名の行方次第で全然その後の指名が変わってくるだろうということ。投手の保有人数が多めのことからも、特徴のある野手を多めに獲得することが望まれるのではないのだろうか。

1,先発争いに加わってこられる右腕
2、高校生遊撃手
3,外野手補強(大学・社会人なら右打者)
4,捕手
5,即戦力リリーフ候補
6,将来を睨んだ投手

などが補強ポイントになって来るのでは? 本指名で8名前後、育成含めて10名ぐらいの指名になるとみているが、支配下にあまり余裕がない球団なので、もっと少なめになっても不思議ではない。


 




2019年 横浜の進むべき道・野手編 

 2019年度の退団者も発表され、今後のベイスターズの補強ポイントもはっきりとしてきた。今回は、いつものように、一ポジション4人制 を使って各ポジション別に足りない箇所をあぶりだしてみたい。( )は、来年の年齢


<一塁> レギュラー : ロペス  (37)
     対抗    : 佐野   (26)
     バックアップ: 飛雄馬  (29)
     育成 
   
 該当者なし 

 年齢的な衰えを感じなくもないが、31本塁打・84打点 の ロペス(37)とは再契約する運びとなるだろう。打撃だけでなく、一塁手としての守備力、溢れるリーダーシップ、来年1シーズンを過ごせば外国人枠から除外されることを考えると、契約を打ち切るとは考えづらい。仮に明らかな衰えを見せても、1軍で4番を経験した 佐野恵太(26)も今年勝負強い打撃を魅せていた。短期的には、ロペスの穴を埋められるレベルまで来ている。飛雄馬は一塁以外のポジションを担うことになりそうだが、他のメンバーとの兼ね合いでここにおいてみた。一塁手の育成というポジションに該当する若手がいないのだが、ここはドラフトでの補強というよりも、育成契約ぐらいの外国人を獲得して一年ぐらいファームで育てつつ将来に備えるという方法を選択する方が無難なのではないのだろうか。


<二塁> レギュラー :ソト   (31)
     対抗    :石川   (34)
     バックアップ:百瀬   (23)
     育成    :
知野   (21)


 ソト(31)が二塁でというのが、一番現実的なポジションにはなると思う。ただしソトの守備力を考えると、筒香の抜けるレフトあたりにコンバートするのが一番守備的布陣では良いのではないかと考える。実際誰がレギュラーに入っても、石川が一軍の控えに据えていられるかは微妙。下手すると、今季限りで引退となっても不思議ではない。今季50試合ほどには出場しているが、打率.208厘という成績であり戦力というよりはモチベーターという役割が大きい。バックアップは、高卒5年目にして形になってきた 百瀬(23)。二軍で81試合・打率.237厘ながら、シーズン中盤から素質の片鱗を示せるようになってきた。逆に来年伸び悩むようだと、厳しい現実が待っていそう。育成はショートや三塁の方が合ってそうなものの、二塁の守備成績が安定していた知野(21)をあててみた。打率.203厘程度ではあったが7本塁打を放つなど、将来楽しみな大型内野手。来季は高卒3年目と同年齢だけに、ファームを卒業するぐらいの意気込みで取り組んで欲しい。仮に石川が今年でユニフォームを脱ぐ場合は、中井が二塁の対抗(一軍控え)にあてはまるのが妥当ではないのだろうか。


<遊撃> レギュラー :大和   (33)
     対抗    :柴田   (27)
     バックアップ:
倉本   (29)
     育成     :
該当者なし


 レギュラーは今シーズン137試合ショートを任された大和(33)が、引き続き最有力候補。移籍2年目で環境にも慣れ、打率.237厘ながら勝負強い打撃と好守で存在感を示した。そしてシーズン終盤になり打撃が開眼した柴田(27)が、来季は大和とガチンコのレギュラー争いが期待できるところまで来ている。ただし狩野・松尾大河の若手選手が伸び悩み、二人揃って退団という運びに。そのためこのオフは、このポジションを何かしらの形で即担える選手と将来に向けてのドラフト指名がなされる可能性が高い。その中でも、FA権利を獲得した 中島卓也(日ハム)選手の調査に入っているということで、獲得の運びとなれば内野の構想が根本から変わってくる。一応バックアップには、ショートのレギュラー経験のある倉本(29)を据えてみた。ファームでも打率.255厘程度で、一軍に至っては.121厘と控えとしては全く機能していなかったのは気になるところ。またドラフトでは恐らく、高校生のショートを担える人材を獲得するものと考えられる。


<三塁> レギュラー :宮崎(32)
     対抗    :中井(31)
     バックアップ:山下(27)
     育成    :伊藤(24)


 レギュラーは、来シーズン引き続き 宮崎(32)が担ってゆくのが基本線だろう。そして将来的には、宮崎あたりがファーストに入ってゆくことになるのではないのだろうか。対抗は二塁での起用の方が有力だが石川との関係で中井(31)をここにあてはめてみた。もう少しファームでインパクトのある活躍を見せていた 山下(27)を、積極的に一軍で起用しても良かったのではないかと思える。ちなみに育成には一応ルーキの 伊藤裕季也(23)を添えているが、ファームでは一年目から14本塁打、一軍でも4本塁打放つなど長打力の片鱗をを魅せてくれたので、もう二軍で育成云々の段階ではないのかもしれない。来年は、常時一軍に定着しても不思議ではないところまで来ている。知野と伊藤のどちらを三塁と二塁にするのかは意見が別れるところかもしれない。ただし控え層の話なので、それほどポジションは厳格に考えなくて良いだろう。控え選手ならば、ツーポジションは担うことが求められるだろうから。


<右翼> レギュラー :梶谷(32)
     対抗    :細川(22)
     バックアップ:関根(25)
     
育成    該当者なし 

 右翼にソトが入らない布陣ならば、レギュラーは今のところ混沌とした状況。シーズン終盤でようやく存在感を示した 梶谷(31)が順調ならば実績・能力的には最右翼。しかし、満身創痍の今の梶谷に年間を通した活躍が期待できるかは微妙だろう。高卒3年目だった細川(22)は、一軍でも36試合に出場し打率.222厘とある程度対応できるようになってきた。打率自体は終盤の抜擢で結果を残せなかったため下がってしまったが、それ以上に結果を気にして1本塁打に留まったところが気になった。それでもファームでは、15本塁打・打率.293厘を残し、二軍で育成という段階は終えている。また関根(25)に至っても、ファームで最後まで首位打者争いを演じるなど出番には恵まれないが着実に成長。二軍では 12本塁打・打率.329厘と、いつ一軍でブレイクしても不思議ではなくなってきている。青柳の退団もあり、ドラフトでも何かしらの形で指名されることになるのではないのだろうか。特に左打ちの外野手が多いので、大学・社会人を指名するのであれば右打ちの外野手が求められる。


<中堅> レギュラー :神里(26)
     対抗    :桑原(27)
     バックアップ:宮本(24)
     
育成    該当者なし 

 神里(26)が、123試合に出場し15盗塁・打率.279厘と形になってきた。しかしその反面、ここ数年レギュラーを任されてきた桑原(27)が、186厘と絶不調。守備と盗塁に関してはチーム屈指の存在だけに復活が待たれるところだろう。昨年はファームで良い感じで飛躍が期待された 宮本(24)は伸び悩んだ印象。二軍で7本塁打を放ったものの、自慢の足では6盗塁にとどまり打率も.232厘と低迷した。また元々外野手は余剰気味の内野手に比べ少なめだったので、それでも青柳を退団させたことを考えると、ドラフトで2名ぐらい、その他の方法で一名ぐらいは補強するものと考えられる。また高校生ならば、それほど左右どちらでも構わないのではないかとみている。他にもメジャー入りを熱望する 秋山翔吾(32)が望むような形にならなければ、地元・横須賀出身の選手だけに春先から手をあげるよういがあると報道されている。


<左翼> レギュラー 該当者なし 
     対抗    :乙坂(26)
     バックアップ:楠本(25)
     
育成    該当者なし 

 チームの主砲である筒香が、ポスティングでメジャーを目指すことが決定。そのため彼の穴を埋める人材を探すのが、このオフの一番の命題となる。例えば守備に難のあるソトをこのポジションコンバートし全体の守備力の底上げを狙うという方法もある。秋山が獲得できるのであれば、その他の選手で埋めて長打力は下がってもディフェンシブな布陣を目指すという考えもありだろう。また今年外国人枠から外れFAとなるバレンティン(36・ヤクルト)外野手を獲得できれば、打つことならば筒香の穴を埋められる可能性は高い。しかしいずれにしても、他球団との兼ね合いのある話しではあるので、現時点では目処がたたない。控えでは乙坂(26)が年間を通して一軍に定着し、勝負強い打撃を披露。乙坂の活躍で成長株の楠本(25)がはじき返された形ではあるが、それでも二軍では70試合で 7本・打率.315厘のバットコントロールはチームでも指折りの素材であることは変わりなくレギュラー獲りを目指す存在。あとは一軍でも、しっかり結果を残せるかに懸かっている。また育成段階の外野手もおらず、外野手の年齢が引き上がっているだけに打撃型の高校生あたりを指名しても不思議ではない。ただし一回のドラフトで、3人もの外野手を指名するとは少々考えづらいのではないのだろうか? そういった意味では、青柳をもう一年見ても良かったのではないかと思えてくる。


<捕手> レギュラー :伊藤光(31)
     対抗    :嶺井(29)・戸柱(30)
     バックアップ:山本(22)
     育成    :
益子(20)

 移籍2年目の伊藤光(31)が、レギュラー捕手として定着。84試合 8本 打率.254厘 と打撃面でも合格点の与えられる数字を残した。今年FA権を取得しているので、まずは伊藤の引き止めが大事な案件。一軍経験も豊富な嶺井(29)・戸柱(30)もおり、早急に大きな穴にはならないところまで来ている。また育成段階だった山本(22)も順調に伸びてきており、来季は嶺井・戸柱 を脅かす存在に。また故障などもあり充分な経験を積めなかったが、育成段階には益子もおりバランスは取れている。ただし西森が退団したことで5人になったことを考えると、ドラフトで補強される可能性は高い。また故障者もシーズン中相次いだことを考えると6名だと少々厳しいという考え方もでき、ドラフト以外の方法で他球団の退団者あたりを獲得する可能性もあるのではないのだろうか。


(最後に)

 筒香の穴を埋めるのが、このオフの最大の命題。打撃の観点で言えば、バレンティン(ヤクルト)を獲得できればその穴は充分埋められるだろう。この場合は、チームの形をそれほどいじらないで済む。逆に中島(日ハム)を獲得することで、大和・柴田をセカンドに持ってゆく。そしてソトをレフトにと考え守備力を引き上げる方法。この場合は、かなり打撃面で落ちるようになり、そのぶんディフェンス力を大幅に改善できるというチームの形態が全然変わってしまう方法。また秋山(西武)を獲得できれば、これまたソトの守備の問題はそれほど改善されないが、長打力は落ちるものの守備と打力の穴を埋められ上記の方法の中間的な補強案になる。インパクトのある補強であれば、
バレンティンと秋山の両獲りを目指すというのが、筒香抜けても野手陣を強化できる唯一の方法ということになるのではないのだろうか。いずれにしても他球団との兼ね合い・本人の意向が大きいだけに、現時点ではどうなるかはわからない。

 




2019年 横浜の進むべき道・投手編  

 2019年度シーズン・我がベイスターズは、1997年以来の2位という好成績でシーズンを終えることができた。しかし貯金としては僅か2個しか残せておらず、交流戦で勝ち越しもののセ・リーグ球団相手には負け越しての2位だった。まだまだ優勝を狙うためには、チームの底上げ・充実が不可欠となる。そこで今回は、2019年度の成績を元に、チームの何が足りないのか考えてみたい。( )は、来年の年齢


(先発陣)

 毎年書くことだが、先発投手として来年も当てにデキそうな投手は先発として二桁勝利をあげているか、防御率が3.50以内という基準をクリアしてるかとなる。しかしこの条件を満たしているのは

今永 昇太(27) 25試合 13勝7敗 防 2.91

ただ一人。まして一年間ローテーションを守り抜いたのは、この今永以外ではルーキーの

上茶谷 大河(24) 25試合 7勝6敗 防 3.96

だけで、その上茶谷にいたっても防御率の点で物足りない。そのほか登板数は少なかったものの条件を満たしていたのが

濱口 遥大(25) 
17試合 6勝5敗 防 3.17

ぐらい。上茶谷は2年目の飛躍を期待して、来年もローテーション候補として組み入れてゆくことになるだろう。来季もローテーション確定と言えるのは、上記の3人が順調に過ごせた時ぐらいではないのだろうか。

そのほか今シーズンの先発を担った選手としては

東  克樹(25) 
7試合 4勝2敗 防 3.76
井納 翔一(34)15試合 4勝5敗 防 
4.76
大貫 晋一(26)15試合 6勝5敗 
防 5.00
京山 将弥(22) 9試合 0勝6敗 防 5.80
平良拳太郎(25)15試合 5勝6敗 防 4.11

あたりと心許ない。それだけに来季は、先発入りが期待できる助っ人投手と、ドラフトで1名は計算できる先発投手を獲得したいところではないのだろうか。そうすれば

今永・上茶谷・濱口 の他に残りの3枠を 新外国人・新人・現有戦力 で、ある程度のレベルを維持しつつも競争を煽ることができそうだ。また若手からの抜擢という部分では、育成枠から支配下登録された

中川 虎大(21) 20試合 
11勝3敗 防 2.25

を期待したい。イースタンでは最多勝・最優秀防御率の2冠を獲得しただけに、キャンプ・オープン戦でもローテーション争いを繰り広げて欲しい。あとは、先発とリリーフ両方を担った 石田 健大(27)を何処に組み入れるかでも変わってくる。



(リリーフ陣)

 いつも書くように、信頼できるリリーフ投手の目安は防御率2点台。このぐらいの成績を残せていないと、なかなか翌年の活躍は見込めない。悪く見積もっても防御率が3.50以内ぐらいまでが許容範囲となる。

石田 健大(27) 40試合 4勝1敗 防 2.14
エスコバー(28) 74試合 5勝4敗 防 2.51
藤岡 好宏(35) 32試合 1勝0敗 防 1.86
山崎 康晃(28) 61試合 3勝2敗 30S 防 1.95

この4人は引き続き、来年もアテにしたくなるメンバー。石田はチーム事情で先発なのかリリーフなのか流動的だが、リリーフでの適正の高さを示してくれた。エスコバーは、年々進化を遂げキツイ条件でも黙って投げ続けた。藤岡は今年で退団の可能性もあるなか、与えられた役割を全うし信頼を得た。山崎康晃は、今年もキツイ役回りながら、プロ入り後もっとも充実した一年だったのではないのだろうか。

また防御率は悪かったものの大事なところを任され続けた投手としては

国吉 佑樹(29) 53試合 5勝3敗 防 4.80
Sパットン(32) 42試合 0勝3敗 防 5.15
三嶋 一輝(30) 71試合 5勝4敗 防 4.33

の3人。来季も不安定な可能性はあるが、彼らに代わる人材が出てこない限り、勝利の方程式に担ってゆく可能性は高い。そんな中、許容範囲の成績を残したのが

武藤 祐太(31) 31試合 1勝2敗 防 3.32

と安定。今年ダメだったら藤岡と同様にクビの可能性もあったなか、着実に結果を残し評価を高めていった。これに過去貢献度の高かった 砂田 毅樹(25)・三上 朋也(31)などの復活も待たれるところ。来季は上記の4人に加え、下記にあげた選手などが中心になって、あとは状態の好い選手を使ってゆくというシーズンになってゆくのではないのだろうか。

 また一軍での結果は残せなかったものの、ある程度の一軍軍経験を積みファームでも好成績だった 赤間 謙(30)・笠井 崇正(26)・斎藤 俊介(26)・櫻井 周斗(21)あたりも、今年の藤岡や武藤ぐらいの活躍をみせる可能性は充分にある。

 どうしても消耗が激しく安定した活躍が望み難いポジションだけに、ドラフトやトライアウト・トレード・FAなどを駆使して3,4名は獲得して、人材を補充しておく必要はあるだろう。チームに大きく影響を与えるとすれば、
益田 直也(ロッテ)をFA獲得するぐらいの気構えが欲しい。


 








2018年 横浜の進むべき道!(ドラフト編) 

 遅ればせながら2019年度のシーズンに向け、ドラフト会議で我がベイスターズが目指すべき方向性について今年も考えてゆきたい。すでに今シーズンの退団者が発表されており、投手4人・内野手2人・外野手2人の計8人に加え、育成選手だった3人を解雇している。ここから考えられるのは、退団数に近い人数を、各ポジション減ったぶん補強するパターン。しかし支配下登録者は69名だったところから現在61名にまでになってはいるものの、実際には退団者より少ない人数の指名になりそうだ。すなわちドラフトでは、本会議で5~7名程度、育成でも0~3名程度ぐらいだと考えておいた方が妥当なことになる。もしそうしないとドラフト以外の補強がままならなくなり、ドラフト後に追加退団者や育成落ちさせる選手を調整しないといけなくなるのだ。そのため今年のドラフトでは、少人数ドラフトになることも覚悟しておきたい。

 昨年の今頃は、今永・ウィーランド・濱口・石田・井納 と5人の先発投手の名前がスラスラあがってくる状況だった。そのため優勝するためには、あと1人計算できる投手が入ればということで、東克樹(立命館大)の単独指名に走った。しかし今年の場合は、先発投手陣が崩壊し年間通して活躍したのはルーキーの東だけ。この先発投手陣の立て直しこそが、このオフ最大の命題となる。すなわちドラフト1位では、
いかに計算できる先発投手を確保 できるのかに懸っている。むしろ高校生野手などを獲得するのならば、昨年の方がしやすい状況だったのである。

(1位指名は)

 今年のドラフト戦線を考えた場合、1年目からローテーションに入り10勝前後見込めそうなのは、上茶谷大河(東洋大)か 松本航(日体大)投手のいずれかになる。そのためベイスターズの1位は、この二人のいずれかになる可能性が極めて高い。

(上位候補は)

 一方野手に関しては、ポジションを固定できなかったのは 二塁・捕手・中堅 の3ポジション。しかし梶谷隆幸(30)が復帰したり、レギュラー経験のある桑原将志(25歳)のほか若手有望株も多く、外野手補強の優先順位は低い。捕手に関しても、シーズン中に 伊藤光 をオリックスから獲得してきており、現状の嶺井や戸柱といった選手たちと併用してゆけば大きな穴とはいえない。穴らしい穴なのはセカンドぐらいなのだが、梶谷が復帰すればホームラン王にも輝いたソトを二塁に固定するという方法も考えられる。いずれにしても野手の穴をドラフトですぐに埋めようとするのは無理な話であり
、野手を上位で指名するのであればスケールの大きな高校生 ということになるだろう。まして今年の場合は、即戦力内野手や捕手の人材が乏しい。それに加え現有戦力でもロペスの35歳を除けば、31歳の大和が最年長という布陣。早急に、将来に備えなければいけないという状況でもないのだ。そう考えると計算できる先発投手の補強は、将来に向けての野手補強の優先順位より上になる。しかしチームの若手有望株を考えると、そのほとんどが外野に集中。そのため2位~4位あたりで、将来のレギュラーを期待できるだけの遊撃手と三塁手の獲得は、ぜひ行っておきたい

(以後は)

 比較的優秀だったリリーフ陣も消耗が激しいだけに、4位ぐらいまでには1人はそういった投手も加えておきたい。少なくても1~4位までの間に、内野手2人、投手2人 ぐらいの割合で獲得。以後は
高校生投手1・外野手1・捕手1名 ぐらいの6・7名ぐらいの指名が妥当な線なのではないのだろうか。育成に関しては、リハビリに専念している水野と高卒ルーキーの中川の二人の投手だけになっており、今後は無くす方向で考えているのか球団の方針が見えて来ない。そのため育成枠を縮小するのであるのならば、今年は育成ドラフトへの参加はないということになる。

(難しいのはハズレ1位)

 難しいのは、1位入札で競合しハズした時だ。そのとき計算できる先発候補がまだ残っていればよいが、すでに先発ローテーションが危うい人材しか残っていない事態もありうる。そこで一気にそのときには、将来性のある高校生の獲得に切り替えるのか、様々なケースを想定して今頃シュミレーションしていることだろう。

(個人的願望は)

1位     計算できる先発候補 
2位・3位  将来の遊撃・三塁を期待できる守備力の高い内野手
4位     即戦力のリリーフ候補か外野手など
5位     以後は流れ次第
6位     
7位
育成     2名ぐらい

といった感じだろうか。いずれにしてもウェーバー順18番目というのは、かなり微妙な2位指名となりそうだ。あえて具体的な名前をあげれば

1位 上茶谷(東洋大) 投手
2位 太田 (天理)  遊撃
3位 林  (智弁学園)三塁
4位 杉山 (重工広島)投手
5位 濱田 (明豊)  外野
6位 矢澤 (藤嶺藤沢)投手
7位 庄司 (日本通運)投手
8位 渡辺 (JR東日本)捕手

なんて指名できれば理想的だが、現実は2位以降一つずつ繰り上げるような指名順位が妥当なのかもしれない。そのときは、太田の代わりに、宜保(未来沖縄)遊撃手なんかを何処かに入れたいと妄想している。