06KP-22
南 昌輝(立正大)投手 182/89 右/右 (県和歌山商出身) |
「リンク」 下記にある彼の4年間の成績表を見ればわかるとおり、2010年度の南 昌輝 の投球は、最後まで昨秋の神宮大会での輝きを取り戻すことができないで終わっている。 下記にある昨秋作成した寸評にも記載したとおり、今年の課題は、如何に安定したピッチングを一年間示すことができるのか?この部分にかかっていたわけだが、見事にその期待を裏切る一年であった。昨秋即戦力候補NO.1とも言えるほどの実戦力の高い投球を示したほどの投手が、何故ここまで内容を悪化させたのか?今回は考えてみたい。 (投球内容) 春のリーグ戦では、けして身体の状態は悪くはなかった。球速も150キロ近く出ることもあったのだが、投球のバランスを崩していたとの印象が強い。フォーム分析のところにも書いてあるが、この投手は独特のメカニズムのフォームをしているので、一端フォームを崩すと、なかなかそれを修正するのは難しい。しかし二部に落ちた秋は、明らかに気持ちの部分でも切れていた。そうこの投手は、その見かけ上の実戦力のある投球とは裏腹に、かなり精神的なムラが激しい投手なのだ。 ストレート 140~MAX150キロ 元々重心を深く沈めて担いで投げるようなフォームのため、体重がグッと前に乗って来る感じの球ではなく、何処か置きに来る感じの球が多い。そのため両サイドや低めへのコントロールには優れるが、手元までの伸び・キレに欠け、球速ほどの有難味に欠ける球質だった。それでも絶好調時の彼のストレートには勢いがあり、その球質の悪さを忘れさせてくれるだけのものがある。 またコースを突く時の制球重視の球と相手を仕留めに来る時のストレートは明らかに違い、ストレートを使い別けていることが、試合を見ているとよくわかる。 変化球 カーブ・スライダー・フォーク・ツーシーム 緩急を使う意味で、緩いカーブを使うことがある。これは、かなり腕が緩むので、見分けやすい球であり、それほど多投するわけには行かない。スライダーよりも、むしろ130キロぐらいで沈む落差のあるフォーク・140キロ前後で沈むツーシーム気味な球など、縦の変化を武器にする投球スタイル。 その他 クィックこそ、1.1秒前後で投げ込めており、基準である1.2秒を上回る。ただフィールディングなどは上手くなく、なによりベースカバーに遅れる場面がしばしば見られる。そういった注意力・集中力などに欠ける場面が、この投手のプレーを観る時は随所に見られる。 <右打者に対して> ☆☆☆☆ 外角にストレートとスライダーを集めて投球を組み立てつつ、内角を突いたり、カーブを使って緩急を使ったり、追い込むとフォークを落としたりと、縦・横・緩急などを使い、極めて精度の高い投球を実現する。ただ開きの早いフォーム故に、甘くない球を痛打される場面が目立ったり、秋に関しては自慢のコントロールさえ乱れていた。 <左打者に対して> ☆☆☆ 左打者に対しても、両サイドに投げ別けるコントロールは悪くない。右打者との違いは、スライダーを陰を潜め、カーブとフォーク中心の配球となることだ。より左打者の方がボールが見やすいのか?左打者から痛打を浴びる場面が目立つ。この傾向は、昨年も同様に見られていた。 (投球内容) やっていること自体悪くないのだが、何かチグハグしていて、気がつくと失点を重ねて行く。そんな最終学年の投球だった。それは、結局は「開き」の早いフォームが改善できておらず、いやむしろフォームのバランスを失っていた秋は、更に悪化していたとも言えるであろう。 ましてこの投手が勝ち味に遅いのは、集中力が切れたりするなど、ムラが激しいことが大きな要因となっている。せっかく良いピッチングをしていても報われないことが多いのは、彼の精神的な不安定さによるところが大きい。巷で言われる肩の状態以前に、私はこのことの方が大きな問題ではないかと考える。 (投球フォーム) 下記に昨秋のフォーム分析が載っているのだが、今年になっても、その欠点は改善されず、むしろ悪化すらしている印象が強い。特にフォームにおける「粘り」に欠け、上体が突っ込むケースが顕著になった。 投球の4大動作における「開き」「体重移動」「着地」などに課題を残し腕を強く振れないフォームに大きな改善は見られなかったのだ。これだとプロを意識すると、実戦力の高いフォームとは言い切れず、例え150キロ近い球速を取り戻しても、その効果は薄いと考えられる。 (成績から考える) 特に3年秋にピークを迎えた投球は、4年時に完全に後退。4年秋の数字は、二部リーグでの成績でも並の成績であり、彼のモチベーションが如何に低下していたのかを物語っている。フォームだけでなく、投球内容からも課題を改善させるどころか、内容を悪化させた一年だったことを裏付ける数字となっている。 楽天 (最後に) 昨秋のようなピッチングが安定してできるのであれば、プロでも二桁勝利を意識だけるだけのポテンシャルは秘めているといると評価する。しかし4年間においてこういった投球ができたシーズンが、僅かに1シーズンのみだったのは、けして偶然ではない。 そう彼の場合、恐らく肩の状態と言う爆弾も抱えているのだろうし、気持ちの波も激しい。この両方の条件が上手くリンクした時に、爆発的な力を発揮するのだと私は考える。そのためプロ入り後も、こういった爆発的な内容で大活躍するようなシーズンはあるかもしれないが、それが毎年持続できるのか、どの試合でも持続できるのかと言われると、それは大いなる疑問。 更に性格的なムラを考えると、肩の状態次第でもあるが、リリーフの方が持ち味は出しやすいタイプなのかなと言う印象は残る。この投手を評価するポイントとして、MAXのところを評価するのか、アベレージで評価するのかで、大きく意見の別れる選手だと言うこと。少なくても私は、トータルで考えると、かなり良い状態をキープするのは難しいタイプの投手だと評価し、そのポテンシャルは認めるものの、少し割り引いて考えたい。ただ基礎能力はある選手なので、モチベーションが高いであろう1年目に、その能力が全快に発揮され、二桁を勝利しても不思議ではないのだが・・・。 蔵の評価:☆☆ (中位指名級) この記事が参考になったという方は、ぜひ! (2010年・秋) |
南 昌輝(立正大)投手 182/77 右/右 (県和歌山商出身) |
(2009年・秋) |
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南 昌輝(立正大)投手の成績を考える! | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2009年秋の内容は、世代NO.1の出来だった、南 昌輝。これまでの、4年間を振り返ってみたい。 (成績から考える)
元々、和歌山県下で評判の速球派投手だった。下級生の時から、140キロ台後半を記録する球速には定評があったが、やや安定感に欠ける内容と、球速ほどの球の威力がないことが、伸び悩みの原因にもなっていた。しかし昨秋からは、力で押すのではなく、完全にピッチングに徹した投球で一変。力だけでなく、しっかり「間」をとりながら、試合を組み立てることができるようになってきた。今やその投球は、豊作と言われる2010年度の大学生の中でも、屈指の安定感を誇る。 1,被安打は、イニング数の70%以下 △ 過去5シーズンで、このファクターを3回もクリア。ヒットを許しても、連打を許さないなど、豊富な攻めのバリエーション・甘いところに入らない制球力の確かさが証明されている。そんな中挑んだ最終学年。被安打率は、79.3%と悪化。ラストシーズンとなる、秋の内容が問われる。 2,四死球は、イニングの1/3以下 △ それまでは、イニングの半分弱程度の割合で、四死球を出していた選手。ヒットを浴びることよりも、四死球が得点に結ぶつけケースが目立っていた。しかし、秋からは大幅に制球力が改善。これが、本物かどうか?が問われた今春のリーグ戦では、その数字を今回も満たすことができなかった。 3,奪三振 ÷ イニング数 = 1.0前後 △ 150キロ近いストレートを下級生の時から投げていたが、イニング数以上の奪三振を奪っているのは、一度だけ。本格化した昨秋のシーズンでも、それはクリアしていない。その最大の理由は、それほどストレートで空振りが取れないこと。しかし、強力な縦の落差もある投手なので、必要以上に三振を狙いに行かない、彼の先発投手としての、ピッチングスタイルを垣間見る数字でもある。先発タイプだけに、イニングに近い数はすでに奪えており、それほど悲観する数字ではないと思われたが、今春のリーグ戦では明らかに球の威力が落ちていた。 4,防御率は、1点台が望ましい ○ 過去3度のシーズンで、このファクターを実現。特に、本格化した昨秋のシーズンでは、全国屈指のレベルを誇る東都リーグにおいて、抜群の0点台の安定感を誇って魅せた。しかし今春のリーグ戦では、一気に並の数字である2点台後半に落ちた。ラストシーズンでは、最低でも1点台に戻したい。 (データからわかること) すべてのファクターを、満たした経験があることからも、その潜在能力の高さが伺われる。特に昨秋大きく化けただけに、その力が本物かどうかが、今年のチェックポイント。昨秋並の内容を、最終学年でも示し続けられれば、2010年度組の中でも、最も安心して観ていられる投手として、秋のドラフトでも最上位・競合と言う可能性も現実味を帯びて来るだろう。ただ春に関しては、その期待は完全に裏切られた形だ。最後のシーズンに、復活を期待したい。 |
南 昌輝(立正大)投手 182/77 右/右 (県和歌山商出身) |
今回は、2009年・秋の時点では、即戦力候補NO.1の内容を見せつけた、南 昌輝投手のフォームが、プロでも通用するものなのか?考察してみたい。 <踏みだし> ☆☆☆ ランナーがいなくても、セットポジションから投げ込んでくる。足を引き上げる勢い・高さは平均的で、非常にオーソドックスな踏みだしとなっている。 <軸足への乗せとバランス> ☆☆☆ 足を引き上げた時の、軸足の膝から上が、ピンと真上に伸びきっていないのは好い。膝から上がピンと伸びきって余裕がないと 1,フォームに余計な力が入り力みにつながる 2,身体のバランスが前屈みになりやすく、突っ込んだフォームになりやすい 3,軸足(写真右足)の股関節にしっかり体重を乗せ難い などの問題が生じるからだ。ただ全体的に少し前屈みの立ち方になっており、全体的にバランスや軸足への体重の乗せ方と言う意味ではどうだろうか? <お尻の落としと着地> ☆☆☆ 引き上げた足を、二塁側に大きく回し込み、その後深く重心を落とる独特のメカニズム。その時に、深くお尻を一塁側に落として来る。お尻をしっかり落とせない投手は、ブレーキの好いカーブや縦に腕を振るフォークの修得に苦労しやすいことにつながる。そういった意味では、彼が緩いカーブや縦への落差のあるボールを武器にできているのは、フォームの観点で言えば、極自然の流れだ。 ただ着地までタイミングをみていると、あまり粘りが感じられない。着地を遅らせる意味としては 1,打者が「イチ・ニ~の・サン」のリズムになりタイミングが取りにくいからだ。「ニ~の」の粘りこそが、投球動作の核となる。 2,軸足(写真後ろ足)~踏み込み足(前足)への体重移動が可能になる。 3,身体を捻り出すための時間が確保出来るので、ある程度の変化球を放れる下地になる。 フォーム全体に言えることだが、もう少し「粘り」が出てこないと、単調な投球に陥る危険性は拭えない。 <グラブの抱えと軸足の粘り> ☆☆☆☆ グラブは、最後まで胸元で抱えられている。グラブを内に抱える意味としては、外に逃げようとする遠心力を内に抑え込み、左右の軸のブレを防ぐ。すなわち両サイドへの制球は安定しやすいことになるのだ。 また足の甲の地面への押しつけも、重心が深すぎるぐらい沈む投手なので、押しつけ自体は深くて好い。ただその時間が短く、「粘り」に欠けるのが難点。足の甲で地面を押しつける意味としては、 1,浮き上がろうとする上体の力を押さえ込み、球が浮き上がるのを防ぐ 2,フォーム前半で作り出したエネルギーを、後の動作に伝える などの働きがある。 <球の行方> ☆☆☆ テイクバックした時に、前の肩と後ろの肩を結ぶラインが、打者に真っ直ぐ伸びがちで、ボールを隠せていない。また「着地」の瞬間には、打者からボールの出所が見え始めており、少し「開き」が早いのが気になる。 ただ腕の振り下ろす角度は適正で、身体への負担は小さいはず。「球持ち」もまずまずで、指先の感覚も悪くなさそうだ。ちなみに、ボールを長く持つ意味としては 1,打者からタイミングが計りにくい 2,指先まで力を伝えることでボールにバックスピンをかけ、打者の手元まで伸びのある球を投げられる 3,指先まで力を伝えることで、微妙な制球力がつきやすい などがあげられる。 <フィニッシュ> ☆☆☆ 振り下ろした腕が、もう少し投げ終わった時に、身体に巻き付いて来るような粘っこさと、腕を強く振れるように心がけたい。また前への体重移動も、着地までの粘りの無さと深く重心を沈めすぎているフォームのために、もう一つ乗ってこない印象が残る。球速の割に、あまりボールが手元まで来ないのは、この辺にも原因があるのかもしれない。ただその分、下半身の安定感はあり、大きく投げ終わった後に、バランスを崩すことはない。 (フォーム分析でわかったこと) 投球フォーム全体に言えるのは、まだ「粘り」と言う部分でも、もっと我慢できるだろうと思える箇所が随所に観られる。2010年度のフォームのテーマとして、「粘り」を意識してみてみたい。 投球フォームの4大動作である「着地」「球持ち」「開き」「体重移動」では、「球持ち」以外の部分が物足りない。投球フォームと言う観点では、ややプロの即戦力を期待するのには、技術的に不安な部分を残していると判断したい。 この辺の問題を、如何に投球レベルを落とさずに改善して行けるのかどうかに注目してみたい。かなり特殊なメカニズムなフォームだけに、一端フォームを崩すと修正が難しいリスキーなフォームだともいえる。その辺も充分承知の上で、獲得しようと言う球団ならば、またとない素材ではないのだろうか。 (2009年・秋) |
南 昌輝(和歌山・県和歌山商)投手 182/77 右/右 |
あまりマスコミでの露出は少ないが、近畿を代表する本格派として注目されている投手。ただ肘痛などもあり、中々思い通りの投球が出来ることが少なかった逸材だ。この夏は、負けた海南戦でも、僅か1失点での悔しい敗戦となったのである。今回は、試合のダイジェストの模様でしか確認出来なかったが、彼の本質に少しでも近づくことが出来たらと思う。 (投球スタイル) 少し前に倒れ込むようなフォームの投手で(PLの前田に近いイメージ)、MAX144キロを記録すると言われる速球は、球威・球速で押す剛球投手と言うよりは、手元で切れる快速球投手とのイメージを持った方が近いだろう。私が観た試合の模様は、135キロ~140キロ弱ぐらいだろうか?少々球にボリューム感がないのが気になるところであった。 今回は、投球のサンプルが少ないので細かい配球まではわからなかった。気になったのは、高めに抜ける球やそれほど甘くないところを痛打される場面が目立った。この2つのポイントに注意して投球フォームを観て行こう。 (投球フォーム) 下記にリンクされている「迷スカウトの足跡!」2006年9月16日更新分に、彼の投球フォーム連続写真が掲載されているので、そちらを参考にして頂きたい。 <踏みだし> 不明 投球の映像が、ワインドアップの際にはアップで映っていて下半身が映っておらず、更にセットでの時は、クィックで投げていたので、正直この部分に関してはよくわからなかった。写真1は、ランナーを背負い、セットポジションで構えた時のものである。当然セットなので、投球動作を軽減して、いち早くボールを投げ込むためのスタイル。足の歩幅も狭く、揃えて立っている。 <軸足への乗せとバランス> ☆☆ 写真2は、ワインドアップの時に、足を引き上げて軸足一本で立った時のものだ。足の後ろのラインと背中のラインが真っ直ぐになり気味で、直立して突っ立っているのがわかる。全体のバランスで観ると、あまり宜しい立ち方とは言えないだろう。ただ膝から上が、少し後ろに斜めな角度を作りだし、体重の乗せは思ったよりは良さそうだ。 <お尻の落としと着地> ☆☆☆☆ 普通直立気味に立つ投手は、前に身体が突っ込み、お尻も一塁側に落とすことが出来ない。しかし彼の場合、写真3の場面では意外な程、お尻は一塁側に深く落ちているのがわかる。写真4の着地までも、上手く前に足をまわし込み、着地のタイミングを遅らせることに成功している。 この投手は、非常に特殊なメカニズムで微妙なバランスの上に成り立っているフォーム。本人がこれを強く認識してやっているのであれば好いが、もしそうでないと、一端バランスを崩したフォームを修正するのは中々難しいだろう。しかし夏の時点では、非常に理に適ったフォームになっている。 <グラブの抱えと軸足の粘り> ☆☆☆☆ 写真6で、グラブが後ろのすり抜けそうだが、最後まで身体の近くに添えられている。素晴らしいのは、写真5の足の甲の押し付けだ。高校生としては、まずまずの長く、深い粘りが出来ている。これにより、フォーム後半にしっかりとエネルギーを伝えることが出来ている。 <球の行方> ☆☆☆ 写真3では、前のグラブを大きく前に突きだしフォームをリードしている。写真4の着地の段階で、ボールを持っている腕が打者から見え始めている。それほど甘くない球を痛打される最大の原因は、打者からいち早く見えてしまう、この開きの早さが要因ではないのだろうか。 写真4の段階で、両肩を結ぶラインよりも、肘が高い位置まで引き上げられているのは好い。写真5の腕の角度も無理がなく、球離れも高校生としては悪くないだろう。 <フィニッシュ> ☆☆☆☆☆ 素晴らしいのはフィニッシュ時の形。振りおろした腕が身体に絡み、地面も強く蹴り上げられ、前にもしっかり体重が乗っていっている。重心が深く沈むフォームなので、体重移動が心配されるが、この投手はほぼ理想的な位置にステップ出来ているのではないのだろうか。写真6を観ると、投げ終わった後も大きくバランスを崩すことはない。 (最後に) 試合の模様をしっかり観られたわけではないので、評価は出来ない。ただ観た印象では、かなり特殊なフォームをしているが、しっかり理に適っている部分が多い。ただ球が浮く要因があまりわからないのだが、まだまだリリースが安定していないのかもしれない。 気になる部分をあげるとすれば球威の部分で、少々球にボリューム感がないところ。これから、下半身・上半身の筋力をつけつつ、体幹も充分鍛えて欲しい。また身体の開きが早いところが、今後如何に改善されて行くのか注目したい。高卒即プロと言う凄みは感じられなかったが、素材としては中々興味深い。同タイプの前田(PL学園)と比較して、どのような成長曲線を描いて行くのか、個人的には大変興味深い選手だった。 (2006年 9月16日更新) |